最近まんが日本むかしばなしやってるじゃないですか。きっと再放送です。
あれで、泣かされました。泣けましたあれ。まさかの不意打ちですよね。まんが日本むかしばなしですよ?あれやばいです。
悲しくて泣きます。かわいそうでした。
話はこうです。
あるとき、かわいいこぎつねがいたんです。野原を走り回っていました。でもときには淋しくて一人月を眺めていたりもしたんです。
その野原には一本道がありまして、人が通るとこぎつねは人間の子供に化けて、道で泣き真似をします。
そして人におんぶしてほしいとねだります。
人はその子のあまりのかわいさについついおんぶしてしまいます。
おんぶしたその子の寝顔は可愛らしくて仕方ありません。
しかし、歩くうちに岩になっていて、ヒイヒイ。
何人もの村人がいたずらされてしまいました。
きつねに化かされないぞ、こらしめてやる。と思って出ていった村人全員がかわいさにだまされてしまいます。
このままでは村人は隣村まで行くことができないんです。
村一頭がさえる人が、妙案を思いつきます。
おんぶしたその子を体に縛り付けて逃げれなくしてしまうのです。
すぐに村に戻り柱にその子をくくりつけます。
泣き叫ぶその子に煙をあててきつねの姿をあばきだしました。
こぎつねは、縄を食い千切り一所懸命逃げます。
村人が総出で追い掛けます。
こぎつねは庄屋さんの家に逃げ込みました。
皆で庄屋さんの家を捜し回ります。
と、頭のさえる人が柱が一本多いことに気付きます。
柱を順番に調べていきます。
猪の柄が、二つ。片方はしっぽが長いのです。
それは、すました顔で猪の柄の柱になりすます、こぎつねでした。
なんだかその様も、可愛らしかったんですよ。
ちゃっかり。って感じで。
見つけたぞー!こいつがきつねだ!!
村人全員で柱を取り囲みます。
取り囲まれていることに気付いたこぎつね。(猪の柄になってるんですが)まわりを見てぶるぶる怯えます。
うわーかわいそう。って僕は言いました。
そのこぎつねは、その後村人達に殺されてしまったんです。
え!!っていう。
村人達は隣村に行くことができるようになりました。
でも、その道を通る旅に何か心にひっかかるのです。
あのこぎつねは、思えば淋しかっただけで、殺してしまうほど悪いことなんてしてないじゃないか。
あのおんぶしたときの寝顔は、それはそれはかわいかった。
殺すなんてひどいことをしてしまったなぁ………
その野原では、今もこぎつねが楽しそうに走り回っているはずでした。(にこにこ走り回っているこぎつねの幻想が映し出される)
泣きそうになりませんか。
僕の携帯でうった話じゃわからないかもしれませんが実際見たら絶対泣きます。うちの家族全員泣きそうでしたよ。
だってかわいそすぎるんですよ。あんなにかわいくてですね。猪の柄になってる姿とかもとても可愛らしくて。マンガなんですけどもね。
あんなにかわいらしさを表現できるマンガはすごいと思いました。
村人に囲まれておびえるその猪の柄のこぎつねの姿なんて、かわいそうでかわいそうでほんと。
あんなん見たらぼうやはよいこにねんねできませんよ。
村人は後悔しつつ、せめてもの償いにお堂をたてました。
生きものをやたらめったらに殺すんじゃない、というメッセージですよね。
今でこそ生きものを殺すなんてことはあまりありませんが。
命は大切にということでは一緒とも考えれますね。
むかしばなしてかならずそういうのあるんですよね。
にしてもお前泣くとか何いってんの子供か?頭悪そうな文章かきやがってとか思う人いるかもしれませんが絶対泣きますってあれ。
そんな感じで、まんが日本むかしばなしにしてやられました。すごいですねえ。心は重くなりましたが。
そんだけです。泣