わさらー家総本山(X→@wasarabit)

わさらーの公式ホームページです。

ローリンガールの主人公を売春少女として歌詞解釈してみました。

http://twitter.com/#!/wasara/status/10468156996

ローリンガールをエロく解釈したいので主人公を脳内で売春少女にしてみた。

ああ、ピッタリだ。

結局一般的解釈と大筋は同じ感じになってしまったけどこっちの方が細かいところがわかりやすくて熱い。「転がる」もわかりやすい。なによりエロい。

最初には目的があったのかしら。親が残した借金返済だと思うな。僕は。

ということで、歌詞を解釈をはじめます。

ローリンガール

作詞・作曲:wowaka(現実逃避P)

唄:初音ミク

ロンリーガールはいつまでも 届かない夢見て

騒ぐ頭の中を掻き回して,掻き回して。

届かない夢というのは、仮に借金返済だとして、そういった重荷をすべて解き放って自由になれることだと思います。

「問題ない。」と呟いて,言葉は失われた?

「大丈夫」と自分自身に言い聞かせてみたけれど本当はキツイ

もう失敗,もう失敗。

間違い探しに終われば,また,回るの!

どこかのイケナイ店で働かされてるのかもしれない。その選択が失敗だったと後悔するが、また回るっていう、

そもそも、「回る」「転がる」という言葉が輪姦に繋がりやすい言葉なので、わさらーの中でこういう解釈になったわけです。

回る は、まぁ知らないオジサンとセックスして金を稼ぐ仕事をする、みたいなそういう感じでとらえてください。

もう一回,もう一回。

「私は今日も転がります。」と,

少女は言う 少女は言う

言葉に意味を奏でながら!

そもそもこのもう一回、もう一回、というのも売春するという解釈ならば

やっぱり何回もさせられている、

またしなきゃいけない、という表現になるのでわかりやすいです。

言葉に意味を奏でながら!は、『心では「私を助けて」といいながら』、という風に解釈します。

もう良いかい?

まだですよ,まだまだ先は見えないので。息を止めるの,今。

ここを一般解釈と同じように「もうやめな」「まだ頑張れる」ととってもいいんですが、

自問自答風に もうやめてもいいかな・・・いいや、まだだよね、だってまだ借金を全然返せないもの。 

という様にわかりやすく解釈します。

息を止めるの、今。 

というところは無視して解釈の中で普通に流してしまうより、

「行為をしている最中」のことを表していると解釈した方がおもしろいです。

行為の最中をそのまま表します。だって息止めるじゃないですか。生々しくてステキです。

ローリンガールの成れの果て 届かない,向こうの色

重なる声と声を混ぜあわせて,混ぜあわせて。

ドヤァ・・・!こっちの解釈の方が分かりやすいだろがァ・・・!と思ってしまいそうな箇所ですね。

ローリンガールは転がる少女・・・売春少女 の成れの果てです。もう憧れた幸せには届かないと気付きます。

重なる声と声はセックスでの声と声だと考えると非常に分かりやすく、自然です。

「問題ない。」と呟いた言葉は失われた。

どうなったって良いんだってさ,

間違いだって起こしちゃおうと誘う,坂道。

もう幸せには届かないと知ってしまったので、

大丈夫、がんばれる!と言い聞かせていた精神はもう限界です。

自暴自棄になり、間違いを起こしちゃおうとします。

これ、自分を縛っている相手を殺す(店のオーナーとか、いつもさせられている相手とか)という「間違い」だとすれば楽しいです。結局その間違いは起こしません。その解釈もアリだと思います。

ただ、最後の方の歌詞からするとこの「間違い」というのは死ぬことでしょうね。

坂道 という言葉から、ここから先は転がり落ちていくだけ、ということがわかります。(まさか上り坂じゃあるまい・・・)

死へ向かって。

もう一回,もう一回。

私をどうか転がしてと

少女は言う 少女は言う

無口に意味を重ねながら!

やっぱり、こういう解釈の方がもう一回、もう一回という二回も続いている歌詞に重みがつきます。

ただ単にもう一回がんばるよ!とかだったら二回も繰り返さないと思うんですよね。

何度も、何度も・・・という辛く熱い部分ですよ。だってサビですよ?

「転がして」=「輪姦して」なんですが、もしかしたら身体に限界がきていて、

これ以上乱暴にされるとこの子は死んでしまうのではないでしょうか。

幸せを諦め、死を選んだからこそ、私を転がして!と言うわけです。死にたいがために。

ここでは、もう助けて欲しいと心のなかで叫んでいないという証拠に、「無口に」という歌詞に変わっています。

私に乱暴して!と相手に口で言っているんですが、実は私を殺して!という「意味を重ね」ています。

もう良いかい?

もう少し,もうすぐ何か見えるだろうと。息を止めるの,今。

もういいかな、もう少しだ、もうすこしで死ねる(新しい世界が見える)だろう。と思いながらまた、息を止めます(セックスをする)。

もう一回,もう一回。

「私は今日も転がります。」と,

少女は言う 少女は言う

言葉に笑みを奏でながら!

もう良いかい?もう良いよ。そろそろ君も疲れたろう,ね。

息を止めるの,今。

「今日も働きます。」いつもなら嫌嫌言っているのに、もうすぐ死ねる。そのことを考えたら思わず嬉しくなってしまいます。

もう良いかい?もう良いよ。そろそろ君も疲れたろう,ね。 息を止めるの,今。

というのは相手側がついに自分を解放してくれて、驚きのあまり息を止めた・・・なんてつまらない解釈はナシです。

ここは相手が自分を殺してくれたと考えます。よく物語でこういう少女は使い捨てにされ殺されるじゃないですか。そういう感じです。

ここでの息を止(や)めるの、今。は、少女が息を文字通りやめ、死んでしまったことを表します。

止(と)めると止(や)めるで区別されていることから、自分の意思で死ぬことができたんだとわかります。

HAPPY END

やっと、死ねた・・・・

そういう悲しい運命を辿った少女の悲劇を歌ったのが、この「ローリンガール」です。

こういう解釈をすると、名曲を汚すな!みたいな感じで文句言われます。

この解釈が間違っているという確固たる証拠があって言っているならわかるんですが、作詞者やその周辺の人で無い限り本当の意味なんてわかる筈ないんですよね。

だから僕の中では、この解釈も一つの正解だと思っています。