注意
長くならない予定です。
展開はすべて考えてませんが、なんやかんや。ザビ先輩のためにも、がんばります!(誰も頼んでない
多少引用(引用元http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1269206389&owner_id=14693906&org_id=1270462147)してしまいますが許してください
あと、この・・・変態!!とか思わないでください。
わさらー!でsaw
1
「ここは……どこ?ドゥーウー!モルスァ」
体に不自然な窮屈さを感じ、俺、わさらーは、ファービーが目覚めた時の真似をしながら目を覚ました。余裕綽綽である。
「えっ? 何これ……誰得」
自分のあまりにも異常な状況に、寝起きでまだあまり回らない頭が一気に覚醒した。音ゲーをやっていない。
毎日音ゲーをやっていないと死んでしまうかもしれないのに、音ゲーをやっていなかったのだ。これは異常事態だ。
ついでとは言ってなんだが、体が動かない。俺の体は、椅子に座らされている状態で固定されていた。でもこんなのは大して異常でもない。音ゲーをやっていないのに比べれば。
「ん……あ……ッ」
なんとかこの状態から脱しようと色っぽい声を出しながら体を揺すってみるものの、誰得だった。ふとももとみぞおちと首の辺りを金属の器具で椅子にガッチリと縛り付けられてしまっていて、まったく動く気配がない。これが自分なのがとても残念だ。女の子だったらすごいエロいのに。俺は顔をしかめた。
「駄目だ……」
ここから抜け出すことをあきらめ、周囲の状況を探ってみることにした。といっても、私の首は椅子の背もたれに括りつけられてしまっているため、私が知ることが出来るのはこの部屋の中でも私のいる場所よりも前方の景色だけだ。
「幼女が……二人?」
私の前方2メートル位のところには、天使のような幼女が二人、横並びで設置されていた。顔は物憂げで、お兄ちゃん、あそぼ♪と寄ってきそうな気配は感じられない。
「あ……」
私はふと自分の目の前に視線を落とすと、そこには台が設置されていた。台の上には、今時珍しいSONYのカセットテープウォークマンが一つ、ポツンと置かれていた。おお!?すげえ!まさか、これは、ソニーのウォークマン第一世代目・・・?レアアイテムである。俺はとにかくそれが欲しかった。そして、もっとよく分からないものが、一つ。
「何だろう……」
カセットテープウォークマンの横にあるのは、クイズ番組で回答者が答える時に押すような、ボタンのような物体。
「音ゲーマーとしては連打したいよね……縦連」
常識的に考えて押してはいけないだろう。まずは、ウォークマンを調べる方が先だ。(いや、普通、幼女と会話を試みるのが先だ。)
もしかしたら、この幼女と一緒に部屋に閉じ込められた状況を知る手がかりになるような何かが録音されているかもしれない。わさらーは自分の体の中で唯一自由に動く手を使ってイヤホンを耳につっこみ、逸る気持ちを抑えて再生のボタンを押した。
-お目覚めはいかがですか? 怒れる金のわさらーさん。あなたは今、自分が置かれている状況を知りたいと思っていることでしょう。今から順を追って説明しますので、最後までよく聞いてください-
テープから流れてきたのは中年の男性の声。俺は、なんてひどい音質なんだ!!ソニーとはいえどもこんなゴミのような音質が許されるはずがない!いや、これはすべてゴミイヤフォンの性能のせいだ!!と、体の全神経を耳に集中させて、男性の声に耳を傾けた。女性の声だったらもっとモチベーションがあがったのに。
-そこにいる幼女は、このテープを再生してからちょうど一時間後にヤンデレ化し、あなたへ包丁をかざしながら突撃される仕組みになっています。つまり、あなたは今からちょうど一時間後に死ぬことになります-
「え? ヤンデレ幼女? 死ぬ?」
テープによって告知されたいきなりのヤンデレ幼女という属性ワード。私は、ともすれば取り乱してしまいそうな意識(ヤンデレを助けるのは俺だああああ!!幼女となれば、俺らが助けないでどうするんだああ!!俺がこの俺が、彼女たちの心の隙間をうめてあげるんだあああ!!という意識)を何とか保ち、テープの続きを聴いた。
-ですが、安心してください。助かる方法が、二つあります。一つは、台の上のスイッチを三つ押しィィィする事です。そのスイッチを押せば、一時間後、あなたの部屋の幼女がヤンデレ化をする事はありません。むしろ、あなたは幼女といやらしいこと抜きで(児ポ法とアグネス対策のため)、戯れることができます。ただ、あなたが助かる代わりに、別の方に犠牲になっていただきます。あなたの部屋の幼女ヤンデレ化装置が止まる代わりに、あなたの隣の部屋の70↑の熟女(ギリモザ)と戯れ装置が作動します-
よかった。助かる方法がある。俺はホッと胸をなでおろした。Xepherのアナザーをクリアーできるようにしてあってよかった。でも、俺の隣の部屋の人が代わりに熟女に襲われてしまうなんて……。俺は、このスイッチを押す事が許されるのだろうか。そもそも、隣の部屋には一体誰がいるのだろうか。
-あなたの隣の部屋の住人が気になるでしょう? 今回は特別に、あなたに隣の部屋の住人を教えてあげましょう。さぁ、モニターをご覧ください-
テープは、そこで終わっていた。ふいに、モニターが明るくなる。
「え……そんな……」
俺は、自分の目を疑った。
「わさみ……?」
二つあるモニターのうちの、左側。そこには、あられもない姿で横たわる、正真正銘のょぅι゛ょの、わさらーとは全く関係のない、かわいいかわいいわさみちゃんがいた。
わさみに熟女攻撃なんてさせるわけにはいかない・・・!
To be continued